京都市、下京区、五つ星お米マイスターの米専門店がおすすめ

代々受け継ぐ職人の心と技

昭和4年、初代・津田幸治郎が創業した「津田米穀（つだべいこく）」。第二次世界大戦の時代になると、国の配給政策により、地域の米穀店が現在の京都市下京区で配給所として業務を担いました。その後、津田米穀がその地を引き継ぐ形で、親子三代に渡り店を守り続けてまいりました。現在の店主は京丹後の生産者の下で数年に渡り、実際に米作りに携わることで経験を培い、日々その美味しさを追求。お米に関する専門知識も豊富で、日本だけでも六百種以上あると言われている品種の中から、選りすぐりの品を揃えています。日々の暮らしに欠かせないものだからこそ、お米本来の上質さやその魅力を知っていただきたい―。それが私たちの思いです。

一年の気候から読み解くお米の品質

お米を厳選する際に重要視しているのは、〝育つ土地の気候〟です。
冬の寒さや夏の暑さといった気温の変化だけでなく、降水量や風の強さなど、一年を通しての気候が生育環境の良し悪しに直結します。故に、同じ品種でも年ごとに味わいが異なるため、長年の経験をもって見極めることが必要です。必要です。また、米作りにどれだけ手をかけているかによってもその美味しさは変わるため、農家さんに直接話を聞くことも少なくありません。一粒一粒を大切にしている作り手の想いをお客様に届けることも、当店の務めだと考えています。

日差し

お米を見極めより美味しい一粒に

精米機

玄米から米ぬかと胚芽を取り除く精米も、当店で行っております。
圧力をかけながら玄米の表面同士をこすり合わせて精米していくのですが、その方法もまた、お米の美味しさを左右する重要な工程です。
お米は割れたり、削りすぎたりすると、本来の風味や食感が損なわれてしまいます。
そのため当店では、たとえ削る割合が同じでも品種ごとにそのサイズ感や水分量を見極め、削る際の圧力を調整。手間はかかりますが、品質にこだわり、お客様に満足いただけるお米をご提供しています。

接客シーン